会社案内

Greetingごあいさつ

100年企業に向けて

弊社は愛知県尾張地方の繊維の町、一宮市で大正5年の創業から、一貫して毛合繊糸染色加工業を営み、その後の社業の繁栄に伴い昭和31年に株式会社に組織を替え、現在に至っています。

弊社の染色技術が生み出した繊維素材がお客様企業を通じて、衣料品をはじめ自動車内装材や寝装品、インテリア用品など身近で役立っている製品に使われ、ひとの暮らしに彩りと快適さをお届けしています。

そういった日常生活に欠くことのできない、すべての繊維製品に使われている色、その「色を創出」することが茶久染色の仕事です。

近年、繊維製品の多くが中国、東南アジア諸国で生産される中、日本でしか出来ない細かい対応と高い技術力でお客様に満足していただけるよう努力していく所存です。


茶久染色株式会社
代表取締役 今枝 憲彦

経営理念

私たちは感謝の心を込めて、彩と快適さを社会へお届けします。
  • 「彩」とは色をつけること、彩色、色の配合、風情、華やかさを付け加えること
  • 「快適さ」とは染色以外の付加価値加工、抗菌・消臭加工、冷感加工、撥水加工、カーボンナノチューブのコーティング繊維

幸せだから感謝するのではない、感謝するから幸せになれる。

行動理念

茶久 / CHAQは

Challenge

何事にも挑戦し進歩し続ける会社を目指します

Happy

社員とその家族が幸せになれる会社を目指します

Ability

社員の才能を伸ばすことの出来る職場環境を目指します

Quality

品質の向上に努め、お客様に満足していただける製品を提供します

Outline会社概要

会社名 茶久染色株式会社
所在地 愛知県一宮市開明字苅安賀道31
電話 TEL.0586-45-2345
代表取締役 今枝 憲彦
創業 大正5(1916)年11月
法人 昭和31年11月17日
資本金 3,200万円
年商 10億円
従業員 61名(2022年4月時点)
取扱品目 アクリル100%・アクリル/ウール混・ ナイロン100% アクリル/ナイロン混・ エステル100%・アクリル/綿混・ ウール100%
主たる取引先 クラレトレーディング株式会社/住江織物株式会社/蝶理株式会社/東レ株式会社/丸佐株式会社/モリリン株式会社/日本毛織株式会社/株式会社加藤政商店
主たる仕入先 株式会社マキロ/双龍株式会社/オー・ジー長瀬カラーケミカル株式会社/中島化成株式会社
事業内容 当社では上記のような、様々な種類の糸をチーズ染色しています。この染色された糸が、素晴らしい繊維製品になります。

茶久染色株式会社

傍系会社(タイ工場)

商号 CMT Dyeing Co.,Ltd.
所在地 3/3 Moo3, Nakorn Chaisri, Nakorn Pathom 73120
電話 034-339-601-3

タイ工場

Accessアクセス

公共交通機関でのご来社

  1. JR東海道本線「尾張一宮駅」または名鉄名古屋本線「名鉄一宮駅」下車
  2. 名鉄バス「起」/「西中野」/「蓮池」行きのいずれかに乗車
  3. 「馬引西(まびきにし)」バス停下車、徒歩10分

SNS

Facebook、Twitterからも情報発信しています。

History茶久染色の歴史

沿革
沿革
沿革
沿革
沿革
沿革
沿革

毛織物の産地、一宮

愛知県一宮市は、木曽川の恵みをうけた濃尾平野に位置します。江戸時代(元禄)は絹織物の産地でもありましたが、次第に綿花産地、綿織物の産地となっていきます。しかし、明治24年の濃尾地震で濃尾平野の地層が大きく変わり、綿作が不作になったことをきっかけに綿織物に代わるものとして羊毛(毛織物)の産地へと変わっていきました。

茶久染色の名前の由来

茶久染色の名前の由来は茶色の「茶」から来ています。天然藍による紺染めが主流の頃は染め屋と言えば紺屋と云われてきました。しかし、明治に入って合成染料が輸入され、当時流行の茶色を多く染めるようになると、染め屋も茶染め屋と云われることも多くなってきました。すると、茶染めの「茶」をとって屋号とする染め屋が増えてきたのです。そこで、茶久は茶色の「茶」と創業者の久吉の「久」をとって茶久という屋号になりました。

大正5年~昭和20年代

現在の一宮市大宮2丁目2番地の9、宮田用水の幹線である大江川から分水していた一宮井筋沿いに初代、今枝久吉が染色屋を創業しました。当時は綛染めで染め上がりの糸をこの川で水洗いして、竹竿にさして天日干しをしていました。戦時中は軍の国防色を染めていたりもしました。戦争で工場の一部は焼けましたが、バラックを建てて仕事は続けていました。その頃は近所から配給で配られた毛布を染めて欲しいと頼まれ、それを染めたりもしていたようです。

昭和30年代~

2代目、銑二が後を継ぎ昭和31年に法人化し株式会社茶久を設立しました。昭和33年には現在の愛知県一宮市開明(旧尾西市)に場所を移し、チーズ染色の機械も購入し、綛染めとチーズ染めの体制を整えました。昭和35年には茶久染色株式会社に社名変更しています。

昭和40年代~

昭和47年に3代目、茂雄が代表取締役に就任。新社屋建設と機械増設に伴う新工場建設を進めてきました。その間、毛織物用のウールの染色から、靴下向け、インテリア向けと用途を拡大していき、昭和50年に自動車用シートに使われる糸の染色も扱う事になります。

平成元年~

平成2年、ウールのわた染めを行っていた栄光染色株式会社をM&Aで買収しました。また、平成15年にはタイのバンコク郊外にタイ東レ株式会社と丸佐株式会社との合弁会社CMT DYEING Co.,Ltd.を設立しました。平成17年に4代目、憲彦が代表取締役に就任。翌年ISO9001を認証取得しました。平成22年に影山染色株式会社をM&Aで買収、白物専用工場として事業に貢献しました。

愛知ブランド企業認定書

平成19年、通常の染色以外の技術開発にも力を入れ、カーボンナノチューブのコーティング繊維を開発しました。この技術で平成22年国際ナノ・テクノロージー展、ナノテク大賞の応用部門を受賞。平成24年には第4回ものづくり日本大賞、経済産業大臣賞を受賞しました。平成26年に「愛知ブランド企業」として認定していただきました。

100年で築き上げた技術を元に、新しい事にも挑戦し続け、
これからの100年も「彩り」と「快適さ」をお届けしてまいります。

8:30~17:00(日・祝祭日を除く)
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